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雛の段飾りは、雛段の数で「七段」「五段」「三段」「二段」と分ける場合と、
飾る人形の数によって「十五人飾り」「十人飾り」「五人飾り」「親王飾り」と分類する場合があります。
お飾りは好みと飾る場所に応じてお選びください。
従来は畳やフロアーから飾っていただくものが中心でしたが、最近では三段や二段の段飾りでも
お部屋の家具や調度品の上に飾れるようなコンパクトなセットもあります。
「お内裏様」「三人官女」「五人囃子」「随臣」「仕丁」の人形十五体とお道具九品が揃った伝統のフルセットです。 ポイントは、最初にお好みのお内裏様を選び、その他のお人形は十三人揃えとして一括に見られた方が調和をとりやすくなります。 お道具類は段のサイズによって大きさが決まるので、柄や文様、蒔絵のグレードをお選びください。
「お内裏様」「三人官女」「五人囃子」と人形も最も華やかな十体に絞り、お道具をすべて揃えた飾りです。(下写真)
お道具の数を減らして「十五人飾り」にすることもできます。(右写真)
段飾りの一番大切で華やかな部分だけを飾るもので、写真は京飾りの基本である緋毛氈のシンプルな飾りです。
最近では、黒塗りなど木製三段飾りも多く展示されています。
親王がより立派に見えるお飾りです。 「お供え飾り」「桜」「橘」「ぼんぼり」は中心の親王様が引き立つような単品を選びましょう。
親王飾りを言う場合がほとんどで、その飾り方においては、大きいサイズの親王雛をゆったりと床の間に飾る方法と、
小振りな親王雛を一枚の台の上に飾る方法など様々です。
特に毛氈で飾った場合は間口、奥行きのサイズは多少の融通性があり、飾る場所に応じて柔軟に飾ることが出来ます。
親王の飾りで最も豪華さのある飾りです。 屏風や桜橋などの付属品を段飾りの場合よりも少し大きめのものを飾ると、より一層の重厚感が増します。
台の上にバランス良く飾り付けが出来るように、前もって自分の希望する台のサイズを確認した上で、人形や付属品などもバランス良くまとめていくことで、調和のとれた美しいセットが出来ます。
毛氈を利用し家具などの上に直接敷いて飾ります。 家具などの上に飾るときはすでに床からある程度の高さがありますので、飾り全体の奥行きや間口などのサイズの融通がつきやすいのが特長です。 また、片づけた後も飾り全体のかさが最もコンパクトになります。
人形とお道具があらかじめセットされているものが多く、「親王飾り」「五人飾り」「十人飾り」など多彩に用意されていますのでお好みに合わせてお選びください。