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1960年生まれ。同志社大学卒業。
天正元年より十八代の伝統を受け継ぐ先代平安光義の次男として、幼少のころより京人形司としての厳しい指導を受ける。
1996年、通商産業大臣(当時)より「伝統工芸士」を認定され、若き京人形司として活躍する一方、業界の指導者としてその任にあたっている。
光義工房では、他の伝統工芸士や若い職人を指導し、自らも日々研鑚を重ねている。
有職の京人形司としての技は一子相伝。
天正年間に、初代絵屋権右エ門が禁裏御抱えの有職司として参内を許されて以来、格調と気品、そして手技を重んじる作風は、代々の当主によって研磨されながら継承され、今も十九代・平安光義によって現代へと受け継がれています。
八坂神社をはじめ、永観堂、南禅寺、知恩院など、京都を代表する名刹が点在する京都東山。
歴史と文化が今も息づく東山三条で、京人形を通して伝統の技と工芸品を時代に伝えていくことを、田中人形・平安光義は誇りに感じております。